SCアンドパートナーズ

フードホール成功の条件とは

今年は全国で多くのフードホールが開発された。
単なる飲食フロアをフードホールと冠したものから食材やデリまで包含した本格的なものまで千差万別だ。

消費者にとっては、本格的だろうとなかろうと自分にとって魅力があればそれでいいわけで作る側の論理やプロ意識で作っても消費者は着いて来ない。
そんなことをフードホール開発を通して改めて感じたような気がする。

その中でも日本国内において、うまく運営出来ている共通項は次の10個ではないだろうか。
1.低単価
2.短時間
3.日常性
4.B級グルメ
5.地元ファースト
6.地産地消
7.界隈性
8.和食
9.酒
10.居酒屋文化

日本におけるフードホールは、かっこいいNYを真似したものではなく、日常性の中から出てくる居酒屋文化や横丁文化が色濃く影響している。
居酒屋は、和洋中韓あらゆる料理とあらゆるアルコール飲料を飲める特殊な業態であり、諸外国ではあまり見ない。
不思議な業態である。

その中で育った我々はそれが当たり前として受け止めている。

最近、NYのフードホールの衰退も目立ってきている。
一過性ではなく、長く愛されるためには地域性と人間性。

食は、歴史と自然と文化と地域と共にある。
それを肝に銘じてフードホールには取り組みたい。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員、渋谷109鹿児島など新規開発を担当。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。岡山理科大学非常勤講師、小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒、1961年生まれ。

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