SCアンドパートナーズ

VOL.1094 驚かされる「明石タイガー」の妙

これまで色々な施設を見てきたけど、今回ほど驚いた施設はない。

言い方が合っているか分からないけど、「ふっきれた」発想がなせる技だと思う。

それが「AKASHI TIGER」

まるで工事中。

場所は、明石駅の高架下。

私も高架下開発に携わってきたけど、ここまで割り切って、かつ、法的基準をギリギリの線でクリア

とにかくその発想とアイディアに驚く。

正面エントランスから「工事中」感で一杯。

中(鉄道高架下)に入ると簡易的な飲食店舗とテーブルと椅子がならぶ。

いわばフードコート(フードホール?)

入ってまず驚いたのは天井

高架の構造がそのまま。

鉄道高架橋は店舗で使うことは想定していないので、防水されていない。

だから高架下を店舗で使用する時は、しっかり防水を行うか天井を張るか、どちらかを行う。

それをしてない。

要するに雨が漏れてきたとしても、それはそれで受け止める。

この発想に驚く。

そして、この店舗

普通に見えるけど、これらは全てコンテナ

だからナンバーも付いているし、タイヤも付いている。


こんな方法があるのか。。。

これまでの高架下開発を変えてしまうほどのインパクト

驚きました。

飲食メニューも非常にユニークなものばかりだし、夜はDJが現れる。

MDと運営、これもまた新しい。

そして、何より、明石市の行政や明石警察の理解と柔軟性、これらも大きそうです。

詳しくはこちらから↓

https://akashi-tiger.jp/

さすが明石市。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-