バレンシア中央市場
市場とは思えない外観ですが、中に入ると圧倒されます。
高い天井にバレンシアの食材達。
広いです。
これだけ生ものがあっても臭いが気にならないのは天井が高いからだとか
バレンシアで有名なアンティチョーク
これはイスラムに支配されていた時代に持ち込まれたものとか。
当時、イスラム文化が持ち込んだものの多くが今の経済を支えている。
皮肉なものです。
バレンシアと言えば、バレンシアオレンジ。
絞りたてジュースは3ユーロ。
ヨーロッパでは有料トイレも多い。
ここは1ユーロ。
コインで払おうと思ったらクレジットカードオンリー。
キャッシュレスが進んでいます。
そして、食材は何と言っても干し鱈。
ポルトガル料理でも有名なバカリャオ
日本だとカンカイ(コマイ)みないなものでしょうか。
保存食。
近くにあるカテドラルの内観。
食は文化。
その土地の歴史、文化、慣習で成り立つ。
日本の商業施設でも海外のフードホールを真似て造ってもうまくいかず、一方、横丁を造ると人気が出て人が集まる。
これが文化のなせる技。
スペイン人にアフター5を聞いても「何それ?」
仕事が終わった後、職場の人と一杯、という飲みニケーションに根ざす日本文化に合致する横丁文化。
食はその土地の生活そのものですね。