SCアンドパートナーズ

VOL.1036 「今日は宅建の発表日」

今日は、2023年の宅地建物取引士の合格発表日

合格された方、おめでとうございます。

残念だった方、今日からまたスタートですね。

宅建は、「5当4落」

「500時間勉強した人は受かり、400時間勉強した人は落ちる」と言われ、なかなか、大変な試験です。

今年も合格ラインは36点、合格率は17.2%のようですので、合格された方は艱難辛苦な日々の結果と思います。

ショッピングセンターに従事する方で自らの業務を不動産業であることに気付いていなかったり、自らを不動産業者と認めたくなかったり、そんなことで受験されない方も多くいらっしゃいます。

でも、ショッピングセンターは不動産業

さっさと腹に落として受けてしまうことを推奨します。

中には「宅建資格は当社では不要だ!と言う方もいます。

確かに自ら賃貸(自社物件の賃貸など)を行っている限り、宅建の資格は不要です。

でも、来年の今、同じことをやっているとは限りません。

自社物件を売り代理権になってるかもしれません。

流動化しているかもしれません。

他人資産を運営するプロパティマネジメント業務に自社が取り組むかもしれません。

転職だって考えるかもしれません。

そう考えると今不要でも、いつか直面することの可能性は相当高い。

そうしたら、早く取得してしまうことです。

「AI時代、資格なんて役に立たない」と言う方もいます。

でも、重要事項説明という法律行為がある限り、仲介媒介には宅建主任者証の提示はマストです。

そして何より「自分を市場にマーケティングする」発想が大切になります。

ショッピングセンター運営で「マーケティング発想は大切だ」と言っているのであれば、まず、自分からマーケティングすることを考えるべきです。

自分を磨けば、「会社も一目置く存在」になります。

宅建の登録者になれば会社も辞められては困ります。

会社が辞められては困る人材になることがこれからの時代は大切です。

居酒屋で愚痴を言ってる時間があったら自分を磨く、そんな一年にしてみてはいかがでしょうか。

合格した方にお願いは、資格は取ってからがスタート。

取ることが目的ではないので、資格を活かして更なる活躍をしてください。

残念だった方は初志貫徹。

必ずリベンジして下さい。

諦めるのは簡単です。

でも、心のどこかに抱えて一生を終えるのは辛過ぎます。

この話になると憂鬱になる。

そんな人生には絶対にしないで下さい。

そして、受験しなかった方、これからも受験しない方、

これはこれで個人の判断だから尊重します。

でも、お願いは、「批判をするなら取ってから」にして下さい。

「あんなの要らないよ」「無駄だよ」「AI時代、資格なんて要らない」「この会社、いつか辞めようと思ってるからね」など色々批判の仕方はいくらでもあります。

でも、それらは情けない行動

批判は取ってからにしましょう。

宅建に関わらず「自分をマーケティングする」

この発想を終身雇用が崩れてくる時代、大切なことだと思います。

合格された方、その姿は、周りに良い影響を与えてると思いますよ!

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-