SCアンドパートナーズ

VOL.1006 「日本へ帰国時の混雑に注意」

新型コロナウイルスが5類になる前は、日本への帰国は、専用サイトに登録したり、紙を書いたり、あれこれ手続きで1時間半は掛かっていました。

でも、5類になった後は、そういった厳格な水際手続きは無くなり、スムーズな帰国が戻ってきたのだろう、と思っていたのですか…。

今回は、飛行機を降り、入国審査までは機械化されたのでスムーズ、ところが荷物をピックアップしてからが大変でした。

税関のチェックで外に出られず、この混雑。

どうしたんだろう、と見ていると並んで自分の番になった外客が戻ってくる。

何か不手際があったのだろうか。

と見ると、

何やら書いています。

今回、デジタル庁が「VISIT JAPAN WEB サービス」を作ったので、よりスムーズになったのだろうと思ったのですが、どうも、紙の税関書類は残り、それにプラスしてこのWEBサイトが併用されているらしく、複雑になったのでしょうか。

確かに、「QR」「PAPER」の文字が並んでいます。

係の方に聞くと入国には、英語表記の紙に記入するか、WEBサービスに登録するか、どちらかが必要になったとか。

海外から来る方には酷のような。。。

ご存じの通り、申告書は、黄色い細長い紙に小さい字で年寄りには見にくいし、英語圏以外の人にとっては記入もしずらいでしょう。

機内で申告書用紙の配布もありませんでしたし。

WEBサービスに登録しておくと専用端末がありそうですが、その案内は無く、稼働していない様子。

でも、係員の方も、2つの説明をして、どちらかをしてもらわないといけないので、彼らも大変です。

海外で荷物をピックアップしてから空港を出るために何かチェックを受けることはありませんが、日本もそうはできないのでしょうか。

今回もイタリアへの入国で、何か税関を通るための紙を書くことはありませんでしたし、荷物をピックアップした後、何かの検問はありませんでした。

このあたりの仕組みはよく分かりませんが、いずれにしても海外へお出かけの皆さん、帰国時にトラブらないよう事前に下記のWEBサービスに登録しておきましょう。

私は登録していたので、自分の番になったらQRコードをスキャンしておしまい。

でも、この混雑のおかげで京急の終電は終わっていました。

初めて日本に来た外客の方で鉄道を利用しようと考えていた人たちはどうしたのでしょう。

大変ですね。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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