観光を産業の中心に置くローマは古くからの建造物を維持し街並みを保存する。
一方、日本では、都市再生特区や国家戦略特区など、旧来の街を壊して高層ビルに建て替える。
東京のもんじゃの街にもタワーマンション。
都心の銀杏の木も切るらしい。
日本が経済大国と言われたのは、かれこれ30年前。
最近になって観光立国を目指すと叫ぶも、地方都市ではミニ東京みたいな街を目指してビル建設が進む。
日本列島改造論に始まり国土強靭化計画などを冠に自然を壊して高速道路や大橋や鉄道建設は進む。
経済と観光、もっと、バランスを取る時期に来てるんじゃないかと、ローマの街を歩いていて強く思います。