SCアンドパートナーズ

VOL.982 「計画運休の大切さを感じた二日間」

昨日(8月16日)大阪に向かおうと新横浜駅へ。

でも、なんだか、騒ついてる。

そして、たくさんの人。

何があったんだろう、今朝は通常運転してるとサイトにあったから安心して来たんだけど。

あまり、深く考えず、EX-ICカードで改札を通ると、改札内に人溜りが。

やな予感を感じながら掲示板に目をやると、何と!運転見合わせの掲示

放送を聞くと静岡県あたりを襲う豪雨が激しく運転を見合わせてると言う。

列車便を見ると、8:31発から止まっているらしい。

まあ、雨ならそのうち止むだろう、と思い、しばし、待つ。

でも、一向に動き出す気配はない。

そして放送では、「残念なお知らせを繰り返し申し訳ありません、現在も規定の雨量を超え、運転の見通しは立たない状況です」

待つこと2時間

すると、今度は、東京〜博多間が全線不通に。

これはえらいことになったと事態の深刻さを知る。

諦めたら、改札を通った切符はどうなるんだろうと聞いてみると、払い戻しします、と。

何ともJRもとんだ災難だ

ここで断念。

EX-ICカードで入った私も手続きしてキャンセルに。

結果、朝出かけてから諦めて帰るまでに要した時間は5時間。

立ちっぱなしだったから、腰が痛い。

いやいや、大変なことになった。

ところが、私は乗る前に遭遇したからまだ良かった。

8:30前に乗車した人は新幹線の中に閉じ込められることになり、後でニュースで見たら、9時間閉じ込められた人もいたとか。

それに比べたら私の大変さなど大したことない。

8月15日は、台風7号が近畿圏を襲うと言うことで、あらかじめ、計画運休が決まり、運休したのも大阪近辺だけで、東京側と博多側は運転していた。

でも、8月16日は、「非計画運休」

それも前日の積み残しの乗客が重なり、かつ、全線に渡り運休。

帰省の真っ最中。

これは相当にダメージがあったことと思う。

8月15日の計画運休に関して、何人かのテレビコメンテーターが批判してたけど、早めに運休することが分かれば、業務をオンラインに変えたり、移動手段を変えたり、延期したり、何らかの対応が出来る。

でも、昨日の(16日)ような状態になれば、全て不可能。

確かに計画運休を発表して、雨がそれほどで無いこともある。

でも、それは結果。

結果にあれこれ言うことは、誰にでも出来る。

昨日は遅くまで新幹線を動かして人の輸送をしたよう。

現場で働く人には頭が下がる。

今は、天気予報の精度も上がったから、それに対応した方がいい。

非計画運休の大変さと、計画運休の大切さを知った日でした。

そして、今朝は、50分遅れ。

そして、これを書いている間に掲示板が真っ黒になってしまった。8:00am

ありゃー

そして今日も全線不通になってしまった…。

動脈の大切さを感じますね。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-