SCアンドパートナーズ

VOL.949 「OMO3に見るホテルの定義」

縁あって、「OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート」に宿泊した。

ホテルは、横に並んだフロントで制服を着た慇懃無礼な感じの接遇を受けることも多く、小さいホテルも、大きなホテルも、似たようなところを目指していたように思う。

(ホテルの専門家では無いのであくまで私の主観です)

ポートランドのエースホテルで感じたライフスタイルホテルのコンセプトなどホテルも画一的ではないと思っていたところ、ここでも新しい体験をしました。

毎日、ここでボランティアなのかスタッフなのか分かりませんが、ジンギスカン料理のことや札幌のことを説明する時間が設けられます。

参加は自由。

そして、この奥にあるカフェは無人で24時間営業。

並んでいる商品(ドリンクやお菓子やパン)を自由に取り、各自で精算。

コーヒーも各自で。150円

ビールやワインも各自で。450円

精算はキャッシュレスで各自

豪華なホテル朝食は無いけど、24時間なので、自分のペースで過ごすことが出来る。

もちろん、フロントの人は制服ではなくパーカ姿。

このくらいで十分

ビジネスは、成功体験や自らで作った定義から抜け出せなくなって衰退することが多い。

色々、やりながら修正していくことがいい。

そんなことを感じて帰ってきました。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-