SCアンドパートナーズ

VOL.943 「北海道ボールパークFビレッジ」

今週は、綜合ユニコム社主催の「北海道ボールパークFビレッジ事業研究&視察体験セミナー」に参加。

綜合ユニコム社は、セミナー会場で行うパターンと、実際に現地で現地の方の話を聞くパターンの勉強会を各々開催しています。

コロナ禍の時もこういったリアルで見て聞くセミナーは一定の参加者がいましたが、今回もやはり実際に自分の目で見て、担当されている方の生の声を聞くことがどれだけ大切か実感しました。

遠方のため、なかなか見る機会が無かったので今回は良い機会になりました。

球場には、ネーミングライツでエスコンフィールドという名称になっていますが、事業主体は「(株)ファイターズ スポーツ&エンターテインメント」

そして、その開発は5haの球場を含む、32haの広大な敷地

球場を核に、泊、癒、商、食、住、農の機能が揃う街づくり。

やはり、見に来て良かったです。

百聞は一見にしかず。

今回は、2日間の視察ツアーということで、ほぼ全ての施設内を回り、それぞれの担当の方達から説明を聞きました。

多くの方が関わっていることを感じましたが、やはり、面白かったのは、こちらの事業主体(株)ファイターズ スポーツ&エンターテインメントの方の話でした。

開発秘話から苦労話から夢など、

・何故、札幌ドームがありながら巨費を投じて球場を作ったのか。

・この32haの敷地のそもそも。

・地域と球団経営と街づくり。

・球団経営の将来

・単なる球場建設だけではないコミュニティづくり。

すべてが参考になりました。

ありがとうございました。

こちらのアクセスは、北広島駅からシャトルバス

(北広島駅)

ここからシャトルバスに。

所要時間は5分ほど。料金は200円。

VISAタッチが使えるのでクレジットカードで「ピッ」と乗れました。

到着すると目の前に球場。

普段から解放されているので、客席まで入っていけます。

試合の無い日は屋根が開いているようです。

(この屋根を見て、スターデストロイヤーを思い出したのでは私だけ?)

聞くと閉めるのに50分程度かかるとか。

もう少し早く出来るようですが、大きいから時間かかりますね。

この球場は、とにかく、選手との距離が近い。

1stと3rd側のファウルエリアがぎゅっと絞られ、客席がせり出しています。

これではファウルになることは少なくなる一方で観客に直接ファウルボールが飛んできて迫力満点。

まさしく野球のために作られた球場です。

この球場には多くの機能が備えられています。

まず、ホテル。

客室からゲームを見ることが出来ます。

ベランダに出ると音も聞こえて臨場感。

そして、温泉。

こちらはお風呂に入りながらゲームが見ることが出来る。

飲食施設も多く、試合の無い日も5千人の人が遊びにくるとか。

ボーネルンドの遊び場もあり、家族で楽しめる場所になっています。

今回は、オフィシャルガイドツアーにも参加。

ということで、ここが選手達のロッカールーム

特別に入れてもらうものの「撮影は禁止」

ガイドの説明を聞きながら中へ。

そのほか、監督の部屋にも入り、野球選手になったみたいです。

こちらがダグアウトの新庄監督の席。

ダグアウトからグランドへ。

グランドの外周をぐるっと回りながらセンターで守るとこんな景色なのか、と。

球場を出ると、ヴィラ。


宿泊施設ですね。

そして、こども園

もう子供達が通っています。

そして、BBQテラスのついたコテージ

マンションも分譲され、その横ではシニア施設が建設中です。

この他にもレストランや物販棟が点在しています。

近い将来、隣接して新駅が出来る計画があるようなので、ますます便利になる。

でも、見に行った今週は五月晴れの爽やかな日。

これがシーズンオフになり、冬が訪れた時、どんな運営になるのか。

まずはこの1年が大切な年になりそうです。

球場という核テナントを配置したボールパークは、強力な集客モデルになることを期待しています。

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-