さいたま新都心にある「コクーンシティ」
2004年にコクーン1が開業、その後2015年にコクーン2、コクーン3が開業
ということで、今年は8周年
コクーンシティで一番の思い出は、2004年の開業の時のカバーを飾ったが「上戸彩」
当時はそれほど有名では無かったけど、とにかくそのインパクトは大きかった。
その後、あれよあれよという間に人気者に。
コクーンシティの先見の明に驚きます。
そして、今回、驚くのは、このコロナ禍の間に相当進化したということ。
コクーン2と3を開業した時に造られたガーデンスペースをリニューアル。
撮影した時があいにくの雨でしたが、きっとこれからの季節、ゆっくりくつろげそうです。
そして、もう一つ驚いたのは、テナントの顔ぶれが変わったこと。
外資系やスポーツやアウトドアが、とても充実。
すべて、このコロナ禍の改装。
鉄道の乗客も減り、都内の人流が減ったことと対照的に住宅立地である強みを生かしてテナントの皆さんもチャレンジ。
コクーンシティのリーシング担当の皆も相当に努力したそうです。
コロナ禍での退店もありながらもそれをチャンスに変え、新しいコクーンシティへ。
ピンチをチャンスに変えた好例だと思います。
そして、食も相当に力が入っています。
こちらの開業時に販売した限定商品300個の整理券(一人2点まで)が9時30分頃(開店前)に完売だったそうです。
テナント内装も力が入っていますね。
そして、地方発。
相当厚みが出ました。
コクーンシティの強みは、この通路の幅。
とにかく広い。
天高も。
新しく導入した休憩スペース
ベビーカーも楽に歩ける。
最近、工事費の高騰から新規に開業するSCは、総じて通路は狭く、天高も低いことが多いので、コクーンシティの余裕を改めて感じます。
こちらを運営するのは片倉工業株式会社
片倉工業と言えば、世界遺産となった「富岡製糸場」
(写真は片倉工業株式会社のHPより)
1987年に工場が停止されてからも自らで率先してこの地を大切に維持し続けた片倉工業。
恐らく、世界遺産になることなど考えていなかったと思うのですが、歴史を育む。
こういったDNAがコクーンシティにも受け継がれているような気がします。
ショッピングセンターのこの20年、証券化や流動化の波を受けたり、所有と経営の分離とか、運営の効率化に向けた専門会社の設立とか、色々、変化してきましたが、ここコクーンシティは自らで所有し、自らで運営し、自らで成長させる。
きっと、1社で経営することで意思決定も早いと思うし、何よりも説明してくれる担当者たちのコクーンシティ愛が熱い。
これがすべてだと思います。
私も初心にかえった一日になりました。