先日のセミナーで「買い回り性」という表現に対して、「店舗を買い回ることですか?」と質問が。
流通用語では、「最寄品、買回品、専門品、非探索品」と区別される買回品とは、複数の店舗を回って比較検討して買う商品、例えば家具とか洋服とか靴とか。
最近、洋服は価格が下がったので最寄品に近くなっているが、要はたくさん買うのではなく、しっかり時間をかけて比較して買うものを指す。
だからセミナーで解説する買い回り性とは、いくつかのお店を回って買うような購買行動として説明する。
でも、、、
SCの現場では「買い回りを促進しよう」と言えば、SC内のあちこちのお店で買い物をしてもらうことを指す。
ガラポンとか、スタンプラリーとか。
さて、どちらなのか。
「買い回る」は、「買う」と「回る」が合体した言葉とすると。。。
ここはあまり定義しても仕方ないので、流通用語の「買回品」とSC現場での「買い回り」をしっかり認識して次回から臨みたいと思います。
ご質問ありがとうございました。