販売促進、と聞くと「いかに売るか」「どうやって売るか」を考えがち。
でも、お客様にとって無理やり押し込まれるのは、そんなに気持ちのいいものでもない。
その時、大切なのは、お客様のモチベーション。
高揚感からショッピングもしたくなる。
そこに作用するのが、装飾。
季節感や特別感を醸し出し、お客様にさりげなく、非日常感を持ってもらう。
ここに大きな効果がある。
でも、装飾の効果は、ガラポンとか、ポイントアップとか、お買い物券とか、そういった即効性のある販促施策とは異なり目に見えにくい。
だからどうしても装飾にかける費用より、そちらの「売り込む」施策に傾きがち。
それはそれで価値はあるけどやはり季節感やイベント性を感じさせるのは装飾。
一日、何百人、何千人と見れば、実は割安だったりする。
施設の運営管理の役目は、集客と滞在時間。
その滞在時間を少しでも長くすることが施設側の責任。
そんな目で装飾を見てほしいと思います。
写真は、なんばウォーク
すっかり春の装い。
地下にいることを忘れさせてくれて、気分も明るくなる。
足元の柵が取れるともっと良いですね。