SCアンドパートナーズ

VOL.862 「クアラルンプールで感じたこと10個」

3年ぶりのKLで感じたこと

1.若い

とにかく国民が若い。力を感じる。高齢化社会の日本とは全く違う。

 

2. 高層ビル

今、造っている Merdeka PNB 118は高さ650m

日本では考えられません。


3.
多民族・多言語・多宗教

イギリスの植民地時代を経て、マレー系、インド系、中華系が入り混じる。

街で働いてる人からご飯食べてる人から色んな言語が飛んでくる。

閉じた日本とは全く違う。


4.
モール

日常使いのものからラグジュアリーなものまで数多く立地する。

規模も驚くほど大きくてカッコいい。

ブランドも世界中のものが手に入る。

5.宗教による生活・文化

多民族だからの多宗教。

着ているものから食べるものまで色々。

宗教によって、酒を飲まない、豚肉食べない、犬を飼わない、などなど
 

6.近代的な地下鉄

新しい地下鉄の運行は無人の完全自動化。

ホームも室内化されていて安全、空調も効いてシンガポール並みのレベル。


7.GRAB

入国して始めにしたのがSIMカードを買って、GRABのアプリのダウンロードして、登録。

滞在中はGRUBカーだけ。

タクシーは一度も乗らず。

GRUBの「Where to?」に行き先を入力すれば近くの車がやってくる。

ドライバーとは一言もしゃべらず、カードを登録してあれば金銭のやり取りも無い。

無言で乗り、無言で降りる。

GRUBは、タクシーの代わりだけでなく料理の出前からファイナンスから旅行から支払いから決済から、とにかく何でも出来る。

これが出来ない日本は、既得権益のせいなのか。

8.IT

そんなこんなでデジタル化が進みつつもアナログもまだ、残っていて、発展途上。

でも、進歩した社会を前提にした発展。

先に先進国になってしまった日本はFAXが残る。

国の発展のスタートがいつか? この違いによって国の進歩が全く違う時代になってしまった。


9.
料理

多民族ゆえ、多種多様。

そして辛い。

私にはちょっと辛すぎる。

でも、タイベトナムのような魚醤とパクチーはあまり感じられず。

 

10.まとめ

GRUBが展開するビジネスメニューとテクノロジーを駆使した新しいサービスの多さに舌を巻く。

実はこれ、発想して作る世代が違うのではないか?と思う。

スマホとSNSが普及した2010年、仮に15歳〜20歳だった人は、今2833歳。

この世代で無いとこの発想にはならないんじゃないかと。

ところが日本は平均年齢は50歳を超える。

会社も政治と年老いた人が実権を握る。

いっそのこと、スマホ世代に一気に世代交代をした方が便利で良い社会が出来るのでないか、そんなことを強く感じる。

バブル入社世代や団塊ジュニア世代を飛び越す。

そのくらい時代も社会もテクノロジーも劇的な変化をしてしまった、ということか。

そんなことをGRUBの車の中で考えてました。

クアラルンプール、是非、行って感じてみてください。

ps

日本に帰国すると空港では、色々書き、ネットで登録し、4回、5回と人と接触し、手続きを行い、ようやく入国です。

この手続きに掛けている人数と人件費、きっと大変なことになっていると思います。

コロナを続けている日本の状況は、海外に行くと強く感じます。

【新しさと古さが入り交じる街、クアラルンプール】

 

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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