SCアンドパートナーズ

VOL.849 「新幹線と地方の活性化」

博多から長崎まで。

まず、博多から「リレーかもめ」という特急列車に乗ります。

相変わらずJR九州の列車はデザイン性が高い。

博多から長崎へは直通では行けません。

博多からこのリレー電車で武雄温泉駅まで向い、そこで待ち受ける新幹線に乗り換えます。

博多から1時間ほど、この「リレーかもめ」で。

乗りごごちも良くこのまま乗り換えず長崎まで行って欲しい気分にもなるも、武雄温泉駅が終着駅。

リレーかもめを降りると隣のホームに新幹線が待っています。

こちらに乗り換えると、わずか30分で長崎駅へ。

アッと言う間の博多~長崎。

長崎駅もきれいに。

今も駅周辺は、広場の整備やビル建設の真っ最中。

長崎駅はしばらく工事が続くようです。

この九州新幹線長崎ルートの整備は、「西九州新幹線」「長崎新幹線」「九州新幹線西九州ルート」などこれまで色々な呼び名を聞いてきたので、どれが本当の名前なのか素人の私にはよく分かりません。

リレー方式での整備も紆余曲折の結果なのでしょう。

こういった地方における新幹線整備。

地元の人からは「悲願だ」という声がよく聞かれます。

でも、全国で行われてきた〇〇新幹線や〇〇大橋や〇〇高速道路などの整備によって、その先の都市の人口が増えたりしているのでしょうか。

よそ者が勝手なこと言うな、と言われそうですが。

でも、長崎も博多から1時間半で行けるようになれば、企業は長崎支店を閉鎖し博多支店に統合しそうだし、長崎を観光した後、宿泊は博多にホテルを取ってしまいそうだし。

そんな心配を胸に長崎を後にしました。

駅はきれいになれど中心市街地は老朽化。

日本中、どこも同じような光景となりました。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-