2022年8月にオープンする「MoL.T」の内覧会に行ってきました。
ハイブリッド型スモールオフィスって何だろう?という興味を持ちながらの訪問です。
場所は、博多イーストテラス1階
大きいなビルです。
この1階を入るとまず、カフェ
このカフェはノルウェー発の「FUGLEN」
この日はまだオープンしていなかったので入れず。残念。
次回来ます。
ということで、目的の「MOL.T」はこの隣。
入るとまずコモンスペース
普段はここにコンシェルズが常駐するそうです。
中に入り、コモンスペースを抜け、2階に上がると個室が。
スモールオフィスということで、シェアオフィスのような皆が自由に仕事するラウンジ機能では無く、個別の区切られた小部屋が並びます。
フロアのレイアウト
面白いなーと思ったのは、環境音。
ここでは音はお伝えできませんが、音源を分散しています。
この店名サインもスピーカー。
もちろん、天井にも。
そして、このランタンみたいなのもスピーカー。
そして、この音源からすべて別々な音が出ています。
上からは鳥のさえずり、横からは爽やかな音。
確かに我々が生活していると、音は多方向から別々に聞こえてきて、それを自分の耳で捕らえて、その場の音を感じているわけで、それをスピーカーで再現。
さすがソニーグループです。
調度品もかなりのこだわりが。
ミーティングルームも充実
そして、今っぽいですよね。オンラインミーティングや撮影に使えるスタジオ機能が付いた会議室。
ここで大人数のオンライン会議やYouTubeの撮影など出来るようです。
オンラインミーティング用のブース。
これも輸入したそうです。
これは感染対策用の空間除菌システム。
これはこれで販売するらしいです。
かなり充実しているMOL.T
気になるお値段は、サイトを見ると、2名、187,000円~
なかなかいいお値段、、、。
でも、博多駅から近く、セキュリティは保てて、郵便の受け取りもしてくれて、時間内の電気代や空調代、清掃代、全部、含まれてこの値段だったら、2~3人でオフィスを借りるより、ぐっとお得なようです。
ベンチャー企業、東京大阪企業のブランチや小さな福岡支店などでの活用を考えると割安なのかもしれません。
そして、ここを借りるとワーケーションの権利が付くそうで、提携先のSOLTというシェアオフィスも使える。
※MOL.TのHPより
SOLTのシェアオフィスは海沿いにもあるらしく、博多の自然はいいですね。
今回、訪問して、これまで流行だったシェアオフィスとは一線を画すと感じました。
これまで、コ・ワーキングやシェアのような垣根の無い造りが多かったですが、コロナ禍になって、密接を避けたいし、オンラインミーティングが増えて、音をしっかり遮断したいし、会話のセキュリティも大切だし。
でも、交流もしたい。
ワーケーションもしたい。
そんな環境変化をこのMOL.Tはうまく取り込んだように思います。
この博多イーストテラスは、博多コネクティッドの第1号案件
※福岡市のHPより
今、進む天神ビックバンと並行して進む大プロジェクト。
今後、博多の街はどうなっていくのでしょうか。
着々と進む天神の福ビル跡地開発。
MOL.Tの詳しいことはこちらから↓
スモールオフィス事業 Mol.t | 株式会社NSFエンゲージメント (nsf-e.com)
この会社、NTTとソニーの合弁会社。
不思議な会社です。