コロナ禍になって子供たちが集まる場所が立ち入り禁止や使用禁止になった場所は多い。
遊具広場、フードコートの小上がりスペース、体操教室などなど。
でも、ようやく今年は少しずつ解禁になり、子供の歓声が響くようになってきました。
そんな中でも止まっていた噴水広場の解禁は待ち遠しかったでしょう。
ずっと、水は止まり、ロープが張り巡らされていました。
屋外だし、それほど気にすることもないような気もしますが、リスクは回避ということでしょうか。
今日は、「あー、着替え持ってないのよー」というお母さんの声をよそに子供たちは噴水に飛び込んでいく。
私は、常々、こういう環境が商業施設には必須だと思っています。
もちろん、都心の施設と郊外の施設、最寄り品を売る場所と買回り品を売る場所、それぞれで求められる機能は異なりますが、とにかく、思い出をどれだけ作れるか。
子供に限らず、誰しもが思い出を作ることが結果、施設のロイヤルティが高まり、ブランド価値が上がる。
これが、「うちは買い物する場所だ」と決めつけてしまい、買い物以外の機能を遠ざければ遠ざけるほどお客様の足も遠のく。
お買い物体験も大切。
でも、それ以外にも心に残る時間をどれだけ作れるか。
大切だと思います。