日本SC協会、百貨店協会、日本チェーンストア協会、それぞれから発表されている前年比を1ページにしました。
相変わらずのチェーンストアの安定さと、百貨店の高い伸び、この2つが指摘できそうです。
百貨店協会からは、「前年の緊急事態宣言下における休業(生活必需品等売場を除く)等の反動や、外出機会の増加に伴
う消費マインドの回復が寄与した。」とあるように回復基調にあるようです。
ただ、「コロナ前との比較(2019年比)では、売上高10.5%減、入店客数21.9%減」とコロナ前には届いていないようです。
高額品やブランド品の多い百貨店はインバウンド需要を待ちたいところでしょう。
逆に最寄り品の多いSCの回復は今一つ。
SCで売っているものは、百貨店に比べるとECに代替されやすいものが多いので今後が心配です。
ただ、SC内では、物販機能だけでなく生活サポート的なサービスも増えていますので、この売上高前年比はKPIの一つに過ぎなくなることも指摘できますね。