2022年6月3日、厚生労働省から「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」が発表されました。
そこには2021年の合計特殊出生率は1.30と6年連続で低下、出生数も過去最少の81万1604人となったと記載されています。
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https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai21/dl/kekka.pdf
これをグラフ化すると以下の通りとなります。
少し戻ったものの漸減を続けています。
2.1を割ると人口が減少に向かうということですので、1.3は相当のもの。
都道府県別にみると東京都は「1.08」となるようです。
結果、出生数は、団塊世代の30%まで減少しています。
出生数は死亡者数を下回っていますので、人口の減少は歯止めがかかりそうにありません。
ショッピングセンターや百貨店などの商業施設は、この現実を受け止めた行動が待ったなし。
生産量から消費量までが変わり、その消費の質も大きく変わる。
これまでの延長線上で考えると落胆もしますが、前向きに新たなスタイルを考えることが重要となる。
しかし、戦後、70年、我々は何をやってきたのでしょう。
これを考えると気持ちも沈みがちになりますが、前に進むしかありませんね。