【セミナーは終了しました】
日時 2017年2月28日(火)13:00〜17:00
会場 JR博多シティ会議室9階
受講料 41,040円(税込)
申し込み方法 下記URLからWEBエントリーお願いします。 http://sogo-unicom.co.jp/pbs/seminar/2017/0213.html
【福岡開催】
「不動産賃貸業」=ショッピングセンター(SC)の事業評価法
投資対象としてのSCの収益分析の手法を学ぶ。
●「不動産賃貸事業」としてみたSCの収益構造・賃料形態とは ●売り場、テナントの評価法と、リーシング・契約時の分析 ●収益に課題のあるSC、テナントの分析法 |
ご案内 わが国のショッピングセンター(SC)数は、2015年に3,195施設(日本SC協会調べ)を数え、年々増加しています。また市場規模も31兆円強になっており、投資対象としても常に熱い視線が向けられています。 SCは、不動産賃貸事業でありながら、入居するテナントが、消費者の購買意欲を満たす魅力を備え日々の売上げを作り、サービス業としても空間・接客・イベント力で集客を図るという、特殊なビジネスです。その点で、投資家層が理解できる経営の体系化が遅れているのが現状です。 本セミナーは、SC事業に関わるプレーヤーが、投資対象としてSC事業を評価する一手法として、SCの売上構成、賃料構造、店舗・テナントの評価軸などの実務を学び、SCの本質について学んでまいります。 また対象SCの課題を抽出し、テナント収益の改善を進めていくことが、投資リスクを抑え、経営価値の向上を図る重要施策であるため、その具体手法と、収益に課題のあるSC、テナントの対策までを学びます。SCの事業・収益構造を体系的に整理・解説し、SC事業投資評価と経営ロジックを理解できるセミナーとして開催してまいります。 |
セミナープログラム&タイムスケジュール | ||
13:00〜17:00 ※適宜休憩をを挟みます Ⅰ. SCの事業構造と経営ロジック 1. SC(ショッピングセンター)の現状と特徴 ・ 総数、店舗面積、売上、業種構成、最近の開発物件の特徴 2. SCが生み出す収益と事業構造から最適経営を考える ・ 不動産賃貸業としてのSCの仕組み ・ SC経営スキーム(直営、マスターリース、PM、パススルー型ML/PM契約)のメリットとデメリット ・ SC事業の収益、費用、利益、事業計画、経済性評価(IRR、NPV) Ⅱ. SCの売上生成論 1. SCの売上構造を知り、コントロール手法を学ぶ ・ SC売上の決定要因と構成要素 ・ SC売上をコントロールするプロモーション手法 ・ 計画購買と非計画購買 2. テナントの売上構造を知り、正しく分析する ・ テナント売上の構成要素 ・ テナント売上を向上させる手法とVMDの重要性 ・ テナント売上分析(静的、動的、比較、ポジション、損益分岐点分析) ・ テナントの責任と役割、テナント指導のステップ Ⅲ. 賃料の決定メカニズム 1. SC賃料の特徴から交渉過程を学ぶ ・SC賃料の類型と特徴 ・SC賃料の決定プロセス ・近年のSC賃料の特徴 2. デベロッパーから見たSC賃料の決定方法 ・ 賃料決定のアプローチ(積算法、収益法、賃貸事例比較法、予算法) ・ 収益法の計算方法 ・ 一般的な月坪売上高とは 3. テナント側から見たSC賃料の許容範囲 ・ テナント側の店舗損益計算書の構造 ・ 支払い賃料と不動産コスト ・ 【演習】損益計算と損益分岐点分析 4. SC賃料に関する留意点 ・ 工事区分と賃料の相関関係 ・ 賃料に影響を及ぼす敷金の取り扱い ・ SC経営スタンスと賃料の選択要因 Ⅳ. これからのSCに課せられたテーマ ・ わが国における気候、風土、市場、消費者の意識変化 ・ 人口ピラミッドから見えるSCの過去、現在、未来 ・ 情報ソーシャル化時代のSCとは Ⅴ. 質疑応答 ※電卓を使用しますので、お持ちください。 ※本セミナーは、2016年12月15日大阪開催内容を適宜修正し、福岡にて開催するものです。 |