SCアンドパートナーズ

Vol.635 「倒産数の不思議」

ニュースで倒産件数が減った、史上最低の倒産件数、などと報道されるので中小企業庁のホームページからデータを借用してグラフにしてみました。

確かにコロナが始まった2020年初頭から前年を下回っています。

件数も2019年8月をピークに下降の一途。

日頃、テレビで観る街頭インタビューや休業中の飲食店主へのインタビューとはどうも様子が違いますね。

倒産件数減少の理由には、

 1.給付金や補助金

 2.それまでの内部留保

 3.新たな借入金や市場からの資金調達

 4.コロナ禍による倒産事務手続きの遅延

 5.コロナ禍に順応、適応した経営

など色々ありそうですが、コロナ禍による企業経営へのインパクトは、実は今では無く、ウイルスの収束と共にやってくるのかもしれませんね。

コロナに対応してコロナ後を迎えるのか、コロナ前のままコロナ後を迎えるのか。

そんなことを感じさせます。

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事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-