ニュースで倒産件数が減った、史上最低の倒産件数、などと報道されるので中小企業庁のホームページからデータを借用してグラフにしてみました。
確かにコロナが始まった2020年初頭から前年を下回っています。
件数も2019年8月をピークに下降の一途。
日頃、テレビで観る街頭インタビューや休業中の飲食店主へのインタビューとはどうも様子が違いますね。
倒産件数減少の理由には、
1.給付金や補助金
2.それまでの内部留保
3.新たな借入金や市場からの資金調達
4.コロナ禍による倒産事務手続きの遅延
5.コロナ禍に順応、適応した経営
など色々ありそうですが、コロナ禍による企業経営へのインパクトは、実は今では無く、ウイルスの収束と共にやってくるのかもしれませんね。
コロナに対応してコロナ後を迎えるのか、コロナ前のままコロナ後を迎えるのか。
そんなことを感じさせます。