ここ数年、企業が副業を認める動きが出ている。
主な理由は、外部での業務経験によってスキルが上がり、結果、自社への貢献度合いが上がるだろう、と言われている。
そのために各社の人事部は
①副業を認めるか認めないか。
②認めるなら、どのような基準にするのか。
そんな議論が展開されていると思う。
でも、副業の捉え方としてもう一つあると思う。
それは、副業を認めた企業の社員を自社で活用すること。
他社で経験した社員の持つ有用な知識や経験を自社に活かす。
競合他社だと情報漏洩など色々課題はあるが、転職してしまえば、その知見は簡単に移植できる時代では、副業者による情報管理はそんなに心配することではないだろう。
そもそも、情報漏洩を心配する企業は副業は認めていないだろうし。
企業で、「副業を認めるか、認めないか」、この議論をする一方で「副業を認めた企業の社員を自社の成長に活かせないか」
この議論も並行して行ってはどうだろう。
「社会知」を増やすことで経済は活性化すると思います。