SCアンドパートナーズ

Vol.552 「副業について思うこと(社会知)」

ここ数年、企業が副業を認める動きが出ている。

主な理由は、外部での業務経験によってスキルが上がり、結果、自社への貢献度合いが上がるだろう、と言われている。

そのために各社の人事部は

①副業を認めるか認めないか。

②認めるなら、どのような基準にするのか。

そんな議論が展開されていると思う。

でも、副業の捉え方としてもう一つあると思う。

それは、副業を認めた企業の社員を自社で活用すること。

他社で経験した社員の持つ有用な知識や経験を自社に活かす。

競合他社だと情報漏洩など色々課題はあるが、転職してしまえば、その知見は簡単に移植できる時代では、副業者による情報管理はそんなに心配することではないだろう。

そもそも、情報漏洩を心配する企業は副業は認めていないだろうし。

企業で、「副業を認めるか、認めないか」、この議論をする一方で「副業を認めた企業の社員を自社の成長に活かせないか」

この議論も並行して行ってはどうだろう。

「社会知」を増やすことで経済は活性化すると思います。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

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