SCアンドパートナーズ

Vol.441 「横浜にシャルが帰ってきました」

コロナ禍で開業が延期になっていた「シャル横浜」が6月18日に開業。


https://www.cial.co.jp/yokohama/

アパレルが並んでいた昔のシャルとは異なり今回は食が中心だ。

昔々、東急東横線が地上を走っていた頃、シャルから上りホームに直接入ることが出来た、なんてことを覚えている人も少ないかな。

当時は東横線に乗る時、必ずシャルの2階だったか3階だったか忘れましたが、とにかく直接改札に出ることが出来る便利な場所でした。

今回は地下にその場所を移し、内容も一新です。

横浜の開発を少し説明すると。


(出所:https://www.jreast.co.jp/press/2019/yokohama/20200123_y01.pdf)

JR東日本が2つのビルを建設、それをブリッジでつないでいます。

これを断面図にするとこんな感じ。


(出所:https://www.jreast.co.jp/press/2019/yokohama/20200123_y01.pdf)

オフィス、ホテル、商業施設と駐車場。

これまで「馬の背」と呼ばれていた旧ダイアモンド地下街とJRのコンコースの登って降りる構造は解消され移動が楽になりました。

シャルはその下層階です。


(出所:https://www.cial.co.jp/yokohama/)

JR横浜タワー側に「シャル横浜」、JR横浜鶴屋町ビル側に「アネックス」と2つに分かれています。

今回のポイントは、日常のデイリーユース、袋物やスイーツ、そしてバルの3つの柱ですね。

デイリー食品はKINOKUNIYAを核に充実の生鮮食品

レジはすべて共通化されているようです。

そして専門店


そして横浜と言えばここ。

そして地下三階はBAL

上層階のニュウマンと合わせるとものすごい数の飲食店がいきなり登場した感じです。

今回、このJR横浜タワーが完成したことで横浜駅西口の回遊性が良くなったことと並行して商業施設の競争環境はまた激しさを増したと思います。

元々、横浜駅は、西口VS東口の構図が強かったですが、これで西口側での顧客の選択肢が大きく増えました。

横浜は、かねがねインバウンド客が素通りし、経済力の低下が懸念されている中でのカジノ構想。

それも今回のコロナ禍で多少遅延する雲行き。

そして、コロナの収束も見えない中、横浜駅そのものの集客も心配されます。

これまで横浜駅周辺では3,000億円の売上高と言われていましたので、このパイを今後増やさないことにはエリア内の競争に終わってしまいます。

横浜駅の魅力向上、そこに成否があるように思います。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-