SCアンドパートナーズ

Vol.379 「オンラインミーティングの功罪」

コロナのおかげで打ち合わせがZOOMを使ったミーティングに置き換わり、時間に余裕が生まれ、とても助かっている。

例えば、リアルでの打ち合わせが朝一に設定されていると、

・外出する1時間前に起き、

・外出するためにそれなりの服装と準備をし、

・遅れないように早めに出発する。

・打ち合わせ先まで1時間かけて移動し、

・相手先の会社に着いてから受付、名前を告げ、しばし待ち、

・ようやく面談になっても、よもやま世間話や近況報告もあるので、1時間のうち本題は30分なんてことも。

・そして、打ち合わせが終わりに近づくと「持ち帰って検討します」「上司と相談します」「会議にかけます」とその場では結論は出ないことも多い。

・打ち合わせ終了後、次の移動に1時間

と、1つの打ち合わせに4時間が費やされる。

午前中はこれで終わりだ。

これに加えて、満員電車にもまれ、電車が遅れ、様々なトラブルに会うと精神的肉体的ストレスがさらに追加される。

これがオンラインであればPCの前に座ったまま、作業を30分中断すれば事足りる。

時間も体も精神的にも楽だ。

オンラインで行う方が打ち合わせが手短に終わる気もする。(ちなみに昨日の打ち合わせは15分で終わった)

と、この時間と疲労の軽減が「功」の大きな1つ目だろう。

2つ目の功として感じるのは、

「どこからでも参加可能」であることだ。

自宅からでも出張先からでも会社からでも。

東京のミーティングに博多からでも札幌からでも海外からでも参加できる。

すごいことだ。

そして、3つ目は、そのどこからでも参加できることと合わせて「何人でも同時に参加できる」ことだろう。

電話ではそうはいかない。

博多、大阪、名古屋、東京、仙台、盛岡、札幌、それぞれから参加し、顔を見ながら打ち合わせることが出来る。

4つ目は、pptなどの資料を共有でき、同じ画面で同時に見ることが出来る。

カーソルを動かせば、話と連動しながら分かりやすく説明が出来るし、その場で資料の修正を皆の意見で行うことも出来る。

これは便利。

では、「罪」は?

うーん、今ひとつ、見当たらないが、あえて言うなら初対面の方との意思疎通は難しいかもしれない。

リアルの打ち合わせでは相手先を訪問すると、その方が、どんなところでどんな環境で就業しているか分かるし、よもやま話に花が咲くこともある。

これはオンラインでも出来なくないが、どことなくぎこちない。

このぐらいだろうか。

あと強いて言えば回線などの不具合によるトラブルだと思うが、リアルでのトラブルに比べたら大したことではない。

今はスマホもあるので代替機能はいくらでもある。

でも、「コミュニケーションに支障を来す!」「オンラインは嫌いだ!」と主張される方も少なからずいるし、会議の開催が目的である場合もあるので、すべてがすべてオンラインになることは無いと思うが、オンラインで済むことはオンラインで済ませればと願う。

今後は、内容と状況に合わせて、リアルとオンラインをうまく組み合わせて進むことで、社会的な不要時間と働く人の疲労、これらが軽減されることを期待したいです。

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株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-