昔、流通の現場でのスタッフ休憩室ほど質素なところは無かった。
お客様第1主義を考えるあまり、スタッフはお金をかけない内装の休憩室。
場所も地下の窓の無いようなところに追いやられることも多かった。
でも、今は違う。
ESあってのCS
働く人こそゆっくり休憩してストレスを取らなければお客様の満足度など考えられない。
ということで、今、多くのSCでテナントスタッフ休憩室の充実に取り組んでいる。
どのSCも工夫を凝らしたリニューアルを進め、店舗の共有部とほとんど変わらないレベルまで休憩室の環境を整えている。
その中でも今、注目すべきは、「高崎モントレー」の従業員休憩室だ。
エントランスからPOPで可愛い。
中に入るとウッドの香りがするほどの気持ちいい空間。
大人数での利用はもちろん1人席も充実。
もちろんwifi完備。
ちょっとした小上がりも。
ミーティングルームも設置。
ここは、スタッフに開放し、自由に使えるので評判がいいとのこと。
快適に休暇時間が過ごせれば疲れも取れるというもの。
昔は「従業員休憩室は余った場所に作ればいいんだよ」なんて言っていた人もいたっけ。
そんなのは今も昔。
たまプラーザテラスを作った時は、まず、マネジメントオフィスと従業員休憩室の場所を決めた。
それも最上階の大きな窓の取れる場所。
その時、マネジメントオフィスと従業員休憩室を隣接させた。
それは、テナントスタッフが休憩時間の時、気軽にオフィスを訪ねてきて欲しかったからだ。
オフィスが遠く離れれば当然足も遠のくと言うもの。
この高崎モントレーの従業員休憩室もスタッフの疲れを癒し、最大のパフォーマンスで働くことを予感させる。
従業員休憩室のリニューアルを計画してる方は、高崎モントレーの従業員休憩室の視察をお勧めします。