中目黒と池尻大橋の間に出来た、スターバックスコーヒーリザーブロースタリー、だいぶ、落ち着いてきたとは言え、まだまだの混雑。
最初行った時は待ち時間4時間と言われ断念、2回目は1時間半と言われ、これまた、断念。
よーしと、朝早く行ってようやく3回目に入ることが出来た。
でも、4時間という時間を待たされても、皆、大人しく並んで待っている。
これこそ、ブランド力のなせる技。
4時間待たされても文句を言わないブランド力はすごい。
ブランド力、やはり、全てに勝るマーケティングであり、企業の強みだろう。
ところが、このブランドは、意外に人によって解釈が違う。
ある人は、ラグジュアリーブランドを思い出し、ある人はブランド名を想起する。
ブランドの原義は、印。
昔、家畜に焼印を入れたところから始まったとか。
私はいつもブランドは、「顧客との約束」と説明する。
お客様に信頼され、選ばれ、永続的に関係を保つことで形成されるブランド。
人の心の貸借対照表の資産勘定になる。
でも、これには提供側のたゆまない努力が必要だし、それがしっかりお客様との約束にならないと続かない。
とりあえず、メディアに投下して認知度を上げることも必要だけど、やっぱり、そこに流れる顧客との対話と約束。
では、誰とどんな約束をするのか。
それが大切。
スターバックスコーヒーの待ち行列を見てそんなことを思い出しました。