SCアンドパートナーズ

VOL.1045 「鉄道各社は金融に力を入れるべき」

先日発表されたJR東日本の決済系の拡充、これはとても良いことだと思う。

鉄道会社は、まずは沿線と肥沃なマーケットを持っているからそこに暮らす人々の生活を支えることが出来る。

そのためには金融を押さえることがとても大切だと思う。

JR東日本の銀行開設も話題になったが、経済の血液とも呼べる金融をJRに限らず、他の鉄道会社も金融機能を充実させ、沿線を活性化し、顧客との接触チャネルを増やすことを目指す。

例えば、沿線で家を買うときのローン、こう言ったものをカバーすることで沿線住民と長いお付き合いになる。

住宅ローンを借りた方にはショッピングセンターでお得な買い物が出来たら他の金融機関よりアドバンテージ。

金融を押さえた鉄道会社は強い存在になる。

元々、膨大ないホルダーを抱えるSuicaやPASMOなどのキラーコンテンツを持つ強み鉄道会社は侮れない。

JR東日本の記事
https://www.jreast.co.jp/press/2025/20251111_ho02.pdf

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これまで問い合わせ用メールアドレスをこちらに記載していたのですが、最近、営業メールの数が看過できないほど増えてきており、大変心苦しいのですが一旦閉じさせて頂きたくことになりました。
事情ご賢察の上、ご理解くださいませ。

株式会社 SC&パートナーズ

代表取締役西山貴仁

東京急行電鉄(株)に入社後、土地区画整理事業や街づくり、商業施設の開発、運営、リニューアルを手掛ける。2012年(株)東急モールズデベロップメント常務執行役員。2015年11月独立。現在は、SC企業人材研修、企業インナーブランディング、経営計画策定、百貨店SC化プロジェクト、テナントの出店戦略策定など幅広く活動している。小田原市商業戦略推進アドバイザー、SC経営士、宅地建物取引士、(一社)日本SC協会会員、青山学院大学経済学部卒。

Facebook:西山貴仁 -SC & パートナーズ-