天神ビックバンや博多コネクティッドなど都市整備が進む福岡市中心部。
でも、高層ビルばかりでヒューマンスケールでは無いなーと感じていたのですが、今度はいい感じに街づくりが進みそうな計画が。
その名も「福岡市リバーフロントNEXT」
場所は、那珂川沿いの須崎公園から清流公園までのエリア
このエリアでは、既に2019年、天神中央公園の整備(ハレノガーデン)も進んでいます。
(このハレノガーデンは、このコラムNO.249 https://scandpartners.jp/blog/post-3554でも紹介しています。)
那珂川は歓楽街中洲の横を流れる。
そのため、川沿いに立つビルは皆、川に背を向けて立っているから川沿いは何となく裏びれた感じ。
ここを公園を含めて開かれた整備を行い街の回遊性を高めようと言う計画。
そして、2023年8月14日、福岡市による公募が行われた結果、優先交渉権者が決まり整備計画図の第一弾が発表されました。
※福岡市のHPから転載
清流公園は南端にある公園
向かい側にはキャナルシティ博多
清流公園から見たこの右側が中州側です。
架け替えが終わった春吉橋から見たところ。
この川沿いが整備されるようです。
春吉橋は長らく架け替え工事でしたが、その仮設の橋をそのまま残し、今はオープンスペースとして活用しています。
これが日中の様子。
夜になるとこのテントがすべてお店に。
あの仮設橋がなんとイベントスペースに。
この右側が架け替えられた本設の春吉橋(ピントがあってなくてすみません)
しかし、河川の上に架けた仮設橋を残し、その上を使って飲食イベント。
福岡県と福岡市の柔軟さには驚きます。
河川の上の橋を使ってここまで行われているのを見たことがありません。
那珂川沿いには、「THEATER 010」も出来てナイトタイムエコノミーも充実してきました。
高層ビルを作って高度化するものばかりでなく、街の回遊とPFIを使った整備。
福岡市の斬新さはすごいですね。
シンガポールのクラークキーのような場所になることを期待しています!
(下はクラークキーの写真です)