コロナで自粛気味だったクリスマス装飾が、今年は帰ってきたように感じます。
やっぱり冬になれば、イルミネーションやツリーの装飾が恋しくなるもの。
でも、今は、経費節減、コスト削減、電気代の高騰などなど電飾を使った装飾にはどうしても及び腰になる。
だからと言って「売上コンシャス」なガラポンやスタンプラリーやダブルポイントのイベントだけでは寂しいもの。
実は装飾というのは最も効果的な「販促」なのです。
クリスマスツリーを作れば、その期間中、ずっと来店者の目に触れる。
その人数でかかったお金を割り算すればすぐにその効果を測れる。
では、クリスマスツリーはどこに立てるのがいいのか。
これは2つ。
まず1つは、商業施設に入ってすぐの場所。
入口に入ってすぐの場所に素敵なツリーがあれば、来店した途端にお客様の気分はクリスマスに切り替わる。
例えば、ディズニーランドで入ってすぐワールドザールの大空間であっという間におとぎの世界に引き込まれる。
もし、あの空間がなければ単なる遊園地。
そして、もう一つは、通路の先、施設の奥。
それも入口から見えるできるだけ遠くの場所。
商業施設に行った先に素敵なツリーが見えれば、必ず、そこに引き寄せされる。
するとお客様の歩行距離は伸び、滞在時間も伸びる。
クリスマスツリーは、お客様の気分を非日常に引き込み、そして歩行距離も滞在時間も伸びる。
一石二鳥
だから経費節減で小さいツリーはもったいない。
とにかくツリーの効果は、お客様の購買意欲にスイッチを入れる。
そして、最近では、SNSでシェアされ、予期せぬ宣伝効果も。
昔は、広告宣伝といえば、自社でお金をかけて宣伝したものを今では、お客様が宣伝してくれる。
ありがたいことです。
しっかりした装飾に取り組むとその効果は大きくなる。
どうせやるならしっかりしたものを。