2016年12月2日 SC経営学セミナー第7回を開催いたしました。

今回のテーマは、『ショッピングセンターの運営に役立つ~店舗の売り上げ分析と指導、賃料分析、競合SC視察の方法~』
かなり実践に即した、明日からの実務に活用できるヒントや事例が満載のセミナーとなりました。

「既存店フォローの際、テナント店長へ「売上げ下がってますけど理由を教えてください。」という質問以降、何を話したらいいのかわからなかった」という方も「本日の資料を永久保存で活用し、テナント面談していきます!」と、自信をもって会場をあとにされていました。

昨今のSCを取り巻く多様なプレイヤーの存在、それぞれのSC運営において、作り守るべき価値の優先順位の違いなどからセミナーは始まります。
SC店舗売上の構成要素、売上向上対策の分解から売上分析へとページが進むと、いよいよ電卓を片手にテナント売上分析の指標となる数字を導き出す演習に入ります。

計算していく演習は、テナント側に立った損益分岐点の計算、出店検討時の収支表作成に加えデベロッパーから見た際の賃料試算などなど。細かい説明はなく、「はい、計算してみて」と西山先生。

最後の数字が合ってたか合わないかで一喜一憂するまもなく、それらの数値から読み取れる事柄のわかりやすい解説が進みます。

「テナント分析の際に、分析数値(収支含む)をもってのぞむべきと思いました。(PM))」

「日々の業務に追われ、ただ巡回をして店舗側の邪魔をしているだけになっているように感じています。限られた時間の中でいかに効率的に情報共有するか、信頼を築けるかが重要に思いました。(PM)」

など、SC運営にとって重要な「テナント面談」「巡回」という業務自体を見直すきっかけを皆様がつかまれたようです。

脳に汗をかいたあとは、今回は特別に『ビアードパパ』からいただいたシュークリームを試食。素敵なブレイクタイム。

 

後半は、皆様からのリクエストが多い「競合SCの視察の方法」

これも基本的なことなのに、きちんと体系だって先輩から教えられたりしない事のひとつなのでしょうか。様々な視点があるからこそ、漫然と歩くとただの見学になってしまいがち。まずは『お客様の視点』と『事業者の視点』という2つの視点を意識することから視察の意義が生まれてきます。

競合SCだけでなく、周辺商店街や商圏の視察方法は?との質問もあり、皆様の関心の高さが伺えました。

参加された皆様の満足度も高く、機会があればまた受講したいというコメントもいただいております。様々なセミナーがある中、初めての方にも復習の方にもご満足いただけるセミナーは少ないのではないでしょうか?

SCの構造、運営などをロジカルに体系だって理解することで、テナントとの信頼関係も醸成しながら、よりよいSC運営を実現することがSC経営学の目指す未来です。 皆様、次回もぜひお楽しみに! たくさんのSC運営者のご参加をお待ちしております。